バッテリーの突然死です(T_T)。

今回の投稿は画像が多いのでクリックして見て頂ければと思います。また、文章も長いです(^^ゞ。
こちらは見ての通りのバッテリーです(笑)。
先日、秋田のお客様で「エンジンがいきなり掛からなくなった、バッテリー繋いでもウンともスンとも言わない」との事でお車を診させていただきました。
結論から言いますとバッテリーの内部ショート、パンク、簡単に言うと突然死でした(^_^;)。
ここからが大量の画像の出番です(笑)。
バッテリーが経年劣化で弱ってきて通常の寿命を迎えた場合は、端子部(バッテリー上面の金属部)が腐食して粉を噴いたような状態になったり、バッテリー内部は6つの部屋に分かれて液体で満たされているのですが、その量にバラつきがでたり液体に濁りが出たりします。
過充電などでダメージを受けた場合は液体が吹き出し、バッテリー上面が濡れていたりバッテリーが変形して膨らんだりします。
1~6枚目の画像をご覧ください。
こちらのバッテリーにはそのような兆候は見られません。
最近の車はエンジンを始動させるのも鍵を回すのではなくボタンを押すようになってきました。
車両のコンピュータが始動しやすく制御していますので、鍵を回していたころのようにお客様が始動に時間がかかるようになった等、バッテリー劣化の兆候をご自身で掴みにくくなったのに加えて、アイドリングストップ車ですと頻繁にエンジンの停止・始動を繰り返すため、バッテリーは昔の車の比ではなく酷使されています。
そして今回のように突然死(^_^;)というパターン結構増えています。
実際のところ従来のような目視や電圧計での点検だけでは最近の車のバッテリーは判断できません。
ここでようやく最後の画像の出番です(笑)。
これはバッテリー専用のテスターの画面となります。下の340という数値がこのサイズが本来貯めることが出来る電気の量です。
それに対して上の24という数値が現在のこのバッテリーが貯める事が出来る量、要は性能となります。
10分の1です・・・。
これがさっきまで普通に使っていたのにいきなり起きるんです、最近の車は(T_T)。
ただし体感的な前兆は分かりにくくなってきてますが、このようなテスターを使えば事前に状態の確認が可能です。
当社では車検時にはコンピュータ診断とセットでバッテリー診断もサービスで行っております(^^♪。
バッテリー診断だけでしたらいつでもサービスでやらせて頂きますよ♪。

 


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